プロの探偵が駆使するテクニック

目立たないことが探偵として必ず求められる第一歩

現実社会で探偵という職業は地味で目立たないことが常に求められます。

全身を黒い服装で街中を移動したり張り込みを実施する探偵が実際に存在したならば「怪しく目立つ存在として周囲から早い段階で認識される」ことでしょう。

探偵として有能な人物ほど「背景に溶け込む選択を選ぶ」ことで調査を遂行するものなのです。

そして、探偵の中には「マスクを調査中に着用する人物」が存在しますが、気候的に温暖な時期にマスクを着用し過ごすことは周囲の目を引くことにもなりかねません。

張り込み時に長時間マスクをした人物が同じ場所に存在している状況を想像していただければ「探偵が選ぶチョイスではない」ということが現実的なのです。

長年、探偵をしていると私服の警察官の方と世間話をする機会があるのですが、私服警官の捜査スタイルと有能な探偵の調査スタイルは極めて近いと感じるのです。

尾行・張り込みに欠かせないアイテムは似たり寄ったりになってしまうのでしょうね。

ファッションセンスが高く自己主張が強い人物には向かない職業が探偵とも言えますね。

プロの探偵が駆使する背景に溶け込む手段

派手な服装であっても目立たないシチュエーションはあります。

たとえばテーマパークや水族館などといった大勢の人物が集まる場所は比較的「服の色彩が豊富」であることから目立つ目立たないが判断出来ない場所なのです。

このほかにターミナルの駅やテナントが多く入居している高層オフィスビルなども同様の要素があると思われます。

探偵が服装を意識しないで済む場所はこのような場所ですが、調査中は様々な場所に移動する可能性があるため実際には明るい原色などは服装として避ける傾向が強いのです。

基本的には「周囲の記憶に残り難い」を前提に判断した服装で現場に赴くものなのです。一部の優れたプロの探偵がチョイスする服装の色には意味があります。

それは、「個性がない色を数多く着用し記憶に残りにくい現象」を利用し背景に溶け込むテクニックなのです。

このようなテクニックは「重畳現象」とよばれる現象を利用するのです。

調査現場の第一線で活躍するプロの探偵はこのような状況になりやすい色を駆使して背景に溶け込むことを心掛けているのです。

長時間・長期間に及ぶ調査が完遂可能な本当のプロフェッショナルは、自身の個性やプライベートを重視した服装をチョイスしないのです。経験が浅く知識が不足している探偵には関係ないお話しとなってしまうでしょう。

もし、皆さんの身近に「探偵を職業としている人物が存在する」ならばこのような視点で観察することで現場で調査を実施する「探偵として有能な人物であるか?」は簡単に判断することが可能となるのです。

探偵という職業は個性やプライベートを確立することが困難

本当にプロフェッショナルな調査を提供可能な探偵は正直なところ「忙しすぎる」と言えます。

些細な調査であっても、数年間かけて継続的に実施されている困難な調査案件でも「同様の調査クオリティーでクライアントに応える」ため「自身の時間が持てない」状況に陥りやすいと言えるのです。

業界内でもこのような状況の探偵はほんの一握りの限られた存在と言えます。そして、優良な探偵に調査を依頼したいというクライアントにとっては頼もしく信頼できる存在に他ならないのです。

しかし、このような探偵は低価格で安価な探偵とは正直なところ言えません。逆に低価格を売りにクライアントを募っている「探偵は暇」なのだと容易に判断が可能となります。腕の良い探偵が「仕事を安売り」することは皆無なのです。